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2015年阪神2年目の横田慎太郎はロマンの塊

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2015年の阪神は江越大賀(21)が若手注目株の筆頭として取り上げられることが多いが、もう一人、アスリートタイプの若手外野手がいる。2013年ドラフト2位の横田慎太郎(19)だ

横田慎太郎とは

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横田 慎太郎(よこた しんたろう、1995年6月9日 - )は、阪神タイガースに所属するプロ野球選手(外野手)。父はロッテオリオンズなどで活躍した横田真之。能力は非常に高く糸井二世と評される。打撃について高いレベルの技術、センスを持った選手。高校時代は投手としての出場機会も多く、地肩の強さも魅力で、脚力もあり、50m走は6秒1。

 江越同様、横田もセンスあふれる外野手である。高卒2年目なのでまだ19歳という若さも良い。左打ちで外野手ということもあり、背番号はミスタータイガース桧山を受け継ぐ「24」。首脳陣からの期待も高い。

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横田のウリは身体能力

横田のウリは何と言ってもその恵まれた身体能力。公式サイトでは186センチ86キロとあるが、現在は93キロまで増量、さらに97キロまで増やすつもりらしい。これは糸井の187センチ88キロ、柳田の187センチ95キロを上回る体格である。

横田のこの特徴は、以下のトスバッティングを見れば分かるだろう。見た感じではフリースインガータイプの糸井というより、パワーヒッタータイプの柳田に近い印象を受ける。個人的には阪神では数少ない5ツールプレーヤーとして、まずは柳田のスタイルを目指して欲しい。

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逆方向の打球に感じるロマン

以下は昨年のファームでの成績。

打率.225 本塁打6 打点23 盗塁6 三振62 長打率.382 出塁率.276 OPS.658

本塁打6は阪神ファームでは2位タイ。高卒1年目のルーキーとしては上々である。しかも8月以降は1試合3HRなど、上り調子でシーズンを終えた。180打席程度でこの成績であれば、今後実戦で経験を積めば十分活躍が期待できそうだ。(ちなみにファーム最多打数は北條の324)

また、横田のバッティングで特徴的なのはセンターからレフト方向への打球が多いことである。逆方向にホームランを打てるのはパワーとセンスがあるからこそ。もし一軍に上がることが出来れば、左バッターの脅威となる甲子園の浜風も、逆方向に飛ばせば味方にすることができる。

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今後の横田の課題

怪我をしないこと

横田の持ち味は身体能力の高さであるが、とにかくまずは怪我をしないことが第一。一昨年もう少しで一軍というところで、怪我をしてチャンスをフイにしてしまい、その後はなかなか成績が上向かない一二三慎太という例もある。昨シーズンは後半に腰を痛めてしまったが、急激な体重増に体のバランスが付いていっていない可能性もある。それは本人も意識しているようなので、とにかく怪我には気をつけて欲しいところだ。「無事是名馬」である。

外野守備の強化

高校時代はピッチャーだったこともあり、外野守備に関してはまだまだのようだ。ただ、なんといってもまだ19歳。肩と足は良いようだし、練習態度もマジメとのことなので、熱心に守備練習に取り組んでなんとかモノにしてほしい。

まとめ 

江越の記事でも触れたが、阪神はマートン、大和、福留のレギュラー陣以外の外野手の層が薄い。今成、柴田、伊藤(隼)、坂らがいるが、今いち頭ひとつ抜けきれない。補強が最低限で終わった今年はこの横田、江越を筆頭に若手にもチャンスが与えられるはずだ。なんとかアピールを続け、一軍定着を目指して欲しい。

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