以前、南千住に関する記事を書いた。
以下の記事では南千住の治安や、生活事情、交通事情を中心に書いた。自分が住んでいる限りでは治安の悪さというものは全く感じないし、静かで住みやすい地区だと感じている。また、ララテラスを中心としたショッピングモールも充実しており、さらに5月には新しいホームセンターもオープン予定だ。電車も3路線使えて利便性が高い。
今回は、前回触れなかった賃貸事情の中でも、意外に知られていない南千住に林立しているタワーマンション情報を中心にご紹介したい。
南千住のタワーマンションについて
南千住にはタワーマンションが数多く存在していることはご存知だろうか。徒歩10分以内に絞ってもこれだけのタワーマンションがある。
- ブランズタワー南千住 駅徒歩1分 28階建て
- ロイヤルパークスタワー南千住 駅徒歩5分 39階建て
- リバーハープタワー南千住 駅徒歩6分 38階建て
- トミンタワー南千住四丁目 駅徒歩7分 32階建て
- 都営 南千住四丁目アパート 駅徒歩8分 32階建て
もう少し範囲を広げて徒歩10分以上のタワーマンションを見てみると、東京フォレストミッドガーデンシティザタワーアンドヴィラ プレミアタワー(徒歩10分)、アクロシティタワーズ(徒歩13分)、リバーフェイス(徒歩14分)などもあり、よりリーズナブルにタワーマンションに住むことができる。
次に上記でご紹介した徒歩10分圏内のタワーマンションについて、ざっくりその特徴をご紹介したい。
南千住のタワーマンションの詳細
これから紹介する1〜5のタワーマンションの位置関係は以下のとおり。
1.ブランズタワー南千住
南千住徒歩1分、28階建て、2010年の築浅分譲賃貸タワーマンション。ゲストルームやコンシェルジュサービスもあり、総合的に見て南千住にあるタワーマンションの中ではナンバーワンと思われる。駅直結ではないものの足元の1〜3階には病院や飲食店が並び、利便性が高い。また、隅田川の花火大会もバッチリ見えるだろう。
唯一の難点は、南千住のショッピングモールであるララテラス南千住が本マンションとは逆方向に位置しており、動線から外れてしまうこと。ただ、駅前にもスーパー三徳があるので、日々の生活に困ることはないだろう。
7階1LDKが126,000 円から出ており、このグレードとしては相当リーズナブルではないだろうか。
2.ロイヤルパークスタワー南千住
2008年に竣工した駅徒歩5分、39階建てのタワーマンション。
豪華なエントランス、トランクルーム、各階ゴミステーション、ゴルフシミュレーター、ゲストルーム 、そして何と言っても驚きの温泉まで利用出来る充実の共用施設。さらにスカイラウンジを有しており、そこからは隅田川の花火大会を眺めることができるだろう。
ララテラス南千住に隣接しており、利便性が高い。コンシェルジュサービスも充実しており、都内のほかの高級タワーマンションと比較しても引けをとらないサービスレベルである。
難点は2008年竣工ということで若干古臭さを感じる設備と高めの家賃である。60㎡前後で20万前後というのはちょっと高いが、(温泉に入れると思えば)この充実したサービスを維持するためには致し方ないところか。
3.リバーハープタワー南千住
2000年に竣工した駅徒歩6分、38階建てのタワーマンション。このマンションの特徴はUR賃貸のタワーマンションということ。UR賃貸の特徴は賃貸マンションにありがちな以下が不要であり、トータルコストを押さえることができる。
- 礼金不要
- 手数料不要
- 更新料不要
- 手数料不要
こちらのマンションには目立った共用施設がなく、竣工したから若干年月が経っているものの 、その分家賃が安く抑えられているのが特徴である。階数にもよるが、70㎡で15万円前後の部屋もあり、都内のタワーマンションとしてはかなり安い部類に入るのではないか。
もちろん、高層階からは隅田川の花火大会を鑑賞したり、目の前にあるララテラスで買い物を楽しむなど、タワーマンションとその立地を活かしたメリットも享受することができるだろう。
タワーマンションに住む理由に「充実した共用設備」や「ステータス」を望む方であればこちらのマンションはおすすめできないが、コストパフォーマンスという点で優れた物件である。
4.トミンタワー南千住
2000年に竣工した駅徒歩7分、32階建てのタワーマンション。こちらはJKK東京が供給する都民住宅となり、先ほどのUR賃貸よりさらにリーズナブルな家賃。
こちらも目ぼしい共用施設はないが、何と言ってもその家賃が魅力的。例えば、63㎡の2DKが115,200円、72㎡の物件が137,200円である。
ただ、都民住宅には所得制限があるため注意が必要。書類集めなどの手続きも煩雑らしい。以下の記事などに詳しくまとまっているのでご参考まで。
続編 URのついでに JKK 特優賃も自重しないであたるといいと思うよ - くるえるはてなくしょん
5.都営南千住四丁目アパート
1996年に竣工した駅徒歩8分、32階建てのタワーマンション。こちらもJKK東京が供給する都営住宅となり、いわゆる低所得者向の賃貸物件。部屋の2割がシルバーピアとう高齢者向けの住居となっている。
毎回募集がかかるたびに抽選となるレア物件の様子。若年ファミリー向けで25倍前後、多子世帯向けで5倍ほどの倍率らしい。
家賃は、4DKで43000~64000円ほどと過去の募集で掲示されている模様で、それだけの倍率がつくのも納得です。
まとめ
どうだっただろうか。意外に沢山のタワーマンションが林立している南千住。イメージが低いためかあまり知られていない町であるが、南千住に住居を構えようと思っている人や興味を持った人に少しでも助けになれば幸いである。
関連記事