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6打席6出塁の大活躍!阪神荒木は低迷するチームの救世主となれるか!?

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阪神の内野手がピンチだ。

昨年ブレイクした上本の成績が一向に上向かず、阪神を引っ張ってきた西岡が右肘の怪我で長期離脱、チームリーダー鳥谷もここまでは凡庸な成績…

こうしたチーム状況にあって、急遽二軍から招集され、結果を残した選手がいる。
2010年のドラフト5位、荒木郁也(あらきふみや)だ。

荒木郁也とは

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荒木 郁也(あらき ふみや、1988年4月25日 - )は、阪神タイガースに所属するプロ野球選手(内野手、外野手)。2010年10月28日、2010年ドラフト会議にて、阪神タイガースより5位で指名された。50メートル5秒7の俊足で走攻守三拍子そろったスピード感溢れるプレーが持ち味。 内外野をこなすユーティリティープレイヤー。

2015年5月28日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦で、2番・サードで出場し、自身プロ初となる猛打賞を獲得し、2盗塁を上げる活躍を見せた。また3四死球を含む全6打席出塁という、低迷する阪神にいきなり現れたまさにラッキーボーイである。

持ち味は内外野問わず守れるユーティリティ性。ただし・・・

荒木の持ち味は何と言ってもファースト、セカンド、サード、外野を守れるそのユーティリティ性だ。ただでさえ内野手不足に陥っている阪神においてはこのユーティリティ性は貴重である。

昨年のファームでも複数のポジションで出場機会を与えられており、そのユーティリティ性が買われていることが分かる。

セカンド:試合数42 失策5 守備率.973

サード :試合数10 失策1 守備率.909

外野手 :試合数7   失策0 守備率.1000

ただし、エラーの多さからも分かるとおり、この守備率の低さは頂けない

昨年のファームでのセカンドの守備率.973は、同じセカンドで昨年リーグワーストの失策17を喫した上本の.975をさらに下回る。昨日もライナー性の当たりをトンネルしてしまったが、守備力という点では、同じくユーティリティプレイヤーの坂と比較しても大きく見劣りしてしまう

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ライナー性の当たりをトンネルする荒木

今後1軍で生き残っていくためにはユーティリティ性以外のポイントで、差別化を図っていかなければならない。

 

持ち味のスピードで阪神一の足となれ!

荒木のもう一つの持ち味はそのスピード。

昨年のファームでの盗塁数15はウエスタンリーグ3位、阪神の中では堂々のトップの成績だ。これは同じく足をウリにしている緒方(8盗塁)や坂口(5盗塁)、横田(6盗塁)と比較しても断トツの成績である。

先日の試合でも2盗塁を決めた荒木だが、リーグワーストのチーム盗塁数(20盗塁)の阪神において、この足は貴重な戦力となることは間違いないだろう。

 

今こそチャンス!チーム内競争を勝ち抜け!

西岡の離脱、上本の不調はチームにとっては逆境だが、荒木にとっては追い風のはず。ケガから復帰した今成、便利屋の筆頭坂、若手のホープ北條らとの競争となるはずだが、持ち味を活かしてチーム内競争を勝ち抜き、チームの救世主となってほしいところだ。

 

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