5月末に、クライアントの欧州HQがあるロンドンに1週間出張してきた。
以下の記事でも書いたが、それなりにオンライン英会話で修行した私。そんな私が英語力を試すのに格好の機会でもあった。今回は出張の中で私が感じたことを備忘として記載したいと思う。
1.イギリスへの入国審査
まず入国審査で早速英語力を試す機会があった。
イギリスは入国審査が世界一厳しい国として知られているらしい。日本のパスポートであれば大体の国はフリーパスであるが、イギリスはそうはいかないらしく、戦々恐々としていた。
まず、訪問目的はビジネスということを伝えると、簡単に以下のやりとりがあった。
- 何のために来たのか
- どのようなビジネスか
- 何日いるのか
- どこに泊まるのか
- イギリスから出国したら、次はどこにいくのか
入国審査でありがちな、まくし立てられるような質問の連続。以前の私であれば、戸惑うレベルであったが、DMM英会話で修行を積んだ私は、特に支障なくこなすことができた。
2.レストランやカフェでの注文
レストランやカフェでの注文も問題なくコミュニケーションは取れることができた。今回の出張は4〜5人の日本人グループで行動することが多かったのだが、大体必要なやりとりはある程度決まっている。
- 5名だけどテーブルの空きはあるか
- 何分くらい待つ必要があるか
- 追加のお皿が欲しい
- まだ食べかけなので下げないで欲しい
- チップは含まれているか
など。基本的にレストランやカフェでのトークは答え方もある程度単純であるので瞬間英作文でこうしたやりとりに対応する文章を覚えることで対応できる。電話での予約も大体同じ感じだ。
私が役に立ったなと思うのは以下の参考書。文章の数はそれほどではないが、カジュアルで実用的な英作文が詰まっているので、憶えて損はなかった。
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3.ロンドンの地下鉄オイスターカード購入時のトラブル対応
ロンドンでは地下鉄に乗る際、日本のSuicaやPasmoのようなICカード(オイスターカード)を購入する必要がある。私も地下鉄に乗る前に購入しようと思ったのだが、クレジットカードで決済が完了したにも関わらず、なぜかオイスターカードが出てこない。そのため、係員にその旨を伝えてカードを発行してもらう必要があった。
"I intended to buy Oyster card, and my credit card got approved, but Oyster card hasn't come out(オイスターカードを買おうと思って、クレジットカードが決済されたのに、カードが出てこないんだけど)"
みたいな英語のやりとりをして係員に伝えた。
すると、おもむろに係員が自動券売機をバンバンと叩きはじめ、しばらくすると、ポロッとカードが自販機の奥から落ちてきた笑
上記のようなトラブルでも何とか意思疎通ができたことは自分の中でも進歩だと思う。
4.現地英国人メンバとの飲み会
ミーティングの後に現地英国人メンバとパブで飲み会があった。折角の機会だし、日本人同士で固まってしまうようだと駄目だと思い、積極的に現地のメンバに話しかけた。
いわゆるイングリッシュパプ
趣味の話はこれまでDMM英会話で沢山行なってきたので、それなりに自信があったのだが、実戦で試す機会、特にネイティブとの会話は初めてであった。
しかし、結果的には外人相手にも物怖じせずに話すことが出来た。特にロンドンっ子にはサッカーの話や、自転車の話(ロンドンは自転車通勤が多い)は鉄板で、かなり盛り上がった。
よく「フリートークが出来ない」と嘆く人を見るが、ある程度の基礎力と、共通の話題(これは日本語のトークでも同じ)があれば、それほど臆することはないのだなと実感した。
5.あとがき
海外の留学経験がない私が何より重要視したのは、DMM英会話で実戦経験を積むことと、瞬間英作文で大量の英作文をインプットすることに尽きる。そしてこうした訓練は消して無駄ではなかったことが今回の出張でわかった。
なお、次回はビジネス編を執筆する予定ですので、良かったら読んでみてください。
その他
具体的な英語学習内容は以下の記事にもまとめたので参考にして頂けると幸いです。