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UR賃貸からUR賃貸へ引越する際のメリット・デメリットを考えてみた

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先日、東京都から神奈川県に引越しした。引っ越した理由としては、妻の出産に伴い、少しでも実家に近いところに住んだほうが良いという判断からである。

約3年のUR賃貸ライフがかなり快適だったので、またUR賃貸に引っ越すことにした。今回はその時に感じたURからURに引っ越しする際のメリットとデメリットを整理してみたい。

 

UR賃貸からUR賃貸に引っ越すことのメリット

UR賃貸からUR賃貸に引っ越すことのメリットのひとつは、何と言ってもUR自体の「勝手が分かっている」ということだろう。UR賃貸センターの接客の良さ、明朗会計での敷金の払い戻し、しっかりとした住宅の造り…などなど。

UR賃貸の素晴らしさは色々な方が記事にしているのでご覧になってみてください。

UR賃貸住宅が最強な理由と優先的な空室の見つけ方 : akiyan.com

【ほど良くお得】UR賃貸をおすすめする理由と物件の探し方 | kiritsume.com

次に、上記以外のメリットとしては主に2つ。

1.敷金の引継ぎができる

www.ur-net.go.jp

URの公式HPでも謳われているとおり、URからURへの引越の際は、敷金の引き継ぎが出来る初期投資を押さえることが出来るという点ではメリットである。

個人的には、前の家の敷金の精算で5万円弱かかったことと、月中での退去となったため残分の家賃精算が発生し、その分も残分の敷金から充当したこともあり、結局わずかな額しか引き継ぎできなかったけど。

2.収入確認書類が省略できる

URからURへの引越のメリット2つ目は収入確認書類が省略できるという点もメリット。まあ、前のURと同額か安い家賃じゃないとNGという制限があるので、適用できる人は限られてしまうが…

3.同一UR団地内での引越しが楽

私自身は別の県のUR賃貸に引っ越したのだが、「隣人がDQNだった」「同一の間取りで安い部屋の空きが出た」など同一のUR団地内で引越を検討するケースにおいては手続きがとても楽だと思う。

UR団地内に設置されているUR管理事務所には退去資料提出、入居資料、鍵の引渡しなど割と煩雑な手続きがいくつかあるが、それが一度に済むし、そもそもURは礼金や手数料などがかからないので、かかるコストは純粋な引越業者への支払と、敷金から引かれる分だけで済む。

UR賃貸からUR賃貸に引っ越すことのデメリット

次にデメリットを上げてみたい。そこまでデメリットがあるとは思わない(そもそもデメリットがあるようならUR同士で引越ししていない)が、無理やり考えてみた。

1.各団地のUR管理事務所が日祝に営業していない

各団地のUR管理事務所は基本的に日祝は営業していない。平日や土曜日も営業していたとしても午前中までだ。

URの引越しに際し、新旧それぞれの各団地の営業事務所へは

・退去届の提出

・旧UR賃貸の鍵の返却

・新UR賃貸の内覧

・新UR賃貸の鍵の引渡し

などを行う必要があるが、「新旧それぞれのUR管理事務所は日祝は営業していないこと」を念頭に入れてスケジュールを組む必要がある。これは忙しい社会人にとっては結構煩わしい制約である。

例えば私の場合、「土曜日に引越の準備をして、日曜日に引越」というスケジュールを組んでいた。平日は余り時間が取れないので、土曜日にまとめて荷造りをやる計画だったのだ。

しかしその場合、引越し先のUR管理事務所で、鍵を土曜日中に受け取っておかないと、日曜日は営業していないということがあとから分かった。よくよくスケジュールを確認していない私も私だが、引越の準備で大変な中、わざわざ隣の県まで鍵を受け取りに行き、無駄な日割り家賃を一日分(約5000円!)を払わざるを得なかった。

ということで、UR同士の引越を検討している方は、UR管理事務所は日祝は営業していないこと」を念頭に入れて早め早めの計画をオススメする。

2.敷金の預入証がもらえない

これは私の個人的な体験に基づいたものであるが、URからURへの引越においては敷金の預入証がもらえなかった。

うちの会社では家賃補助申請のため、引越から2週間以内に家賃の振込みもしくは敷金の預入証のコピーが必要である。

月末に引越ししたため、家賃振込は約1ヶ月先であったこともあり、代わりに、敷金の預入証がもらえないかどうかをUR管理センターに確認したところ、URからURへの引越においては敷金が引き継がれるということで、敷金の預入証がもらえなかった。

敷金の預入証が必要というケースはあまりないかもしれないが、念のために留意しておいたほうが良いだろう。

その他TIPS 

家賃の自動口座引き落としについて

基本的にUR賃貸に住む方は家賃の自動口座引き落としにしていると思うが、引越に伴う旧URの引き落としの停止申請などは行わなくてよい。代わりに、UR賃貸からUR賃貸への引越であっても、別途新規に口座引落を銀行に出向いて申請を行う必要がある。地味に面倒くさい。早いところURもネット銀行に対応して欲しいものだ。

敷金の残額精算について

URからURへの引越の際は、敷金が引き継がれるという話をしたが、充当後に残額となった分は別途家賃振込み申請書がURから郵送されてくる。これもわざわざ銀行に出向いて支払う必要があり(インターネットバンキングでの振込は不可)、残念な感じだ。しかも郵送されてきたのが入居してから一ヶ月以上後だったこともあり、忘れていた頃の出費で痛いところだった。

 

いかがだっただろうか。URは上記のデメリットを差し引いて余りあるメリットがあるので是非おすすめ。気になった方は是非検討してみてください! 

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